「国勢調査」から見えてくる晩婚化の理由
大阪結婚相談所ビリーブインユアセルフの米田♂です。
今回は、「結婚したい」けど腰が重い方々へ贈るものです。
特に30代の方々には、結婚相談所の早期の活動開始をお勧めする明確な理由があります。
厚生労働省の調査によると、
1.2024年の平均初婚年齢は夫31.0歳で前年と同年齢
2.妻は29.5歳で前年の29.4歳より上昇している。
3.婚姻件数は50万1116組で、前年の52万5507組より2万4391組減少
4.婚姻率(人口千対)は4.1で、前年の4.3より低下している。
という事が報告されています。
さらにその中から「未婚率」を詳しく見てみます。
総務省統計局の国勢調査によると、「未婚率」が
男性⇒1980年 2.1% が 2015年に 20.9%
女性⇒1980年 4.4% が 2015年に 12.0%
と35年間で男性が約9倍、女性が約2.7倍になっています。
<参考>年齢階級別未婚率の推移
(%) | ||||||||
男性 | 1980年 | 1985年 | 1990年 | 1995年 | 2000年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 |
20-24歳 | 91.8 | 92.5 | 93.6 | 93.3 | 92.9 | 93.5 | 94.0 | 95.0 |
25-29歳 | 55.2 | 60.6 | 65.1 | 67.4 | 69.4 | 71.4 | 71.8 | 72.7 |
30-34歳 | 21.5 | 28.2 | 32.8 | 37.5 | 42.9 | 47.1 | 47.3 | 47.1 |
35-39歳 | 8.5 | 14.2 | 19.1 | 22.7 | 26.2 | 31.2 | 35.6 | 35.0 |
40-44歳 | 4.7 | 7.4 | 11.8 | 16.5 | 18.7 | 22.7 | 28.6 | 30.0 |
45-49歳 | 3.1 | 4.7 | 6.8 | 11.3 | 14.8 | 17.6 | 22.5 | 25.9 |
50-54歳 | 2.1 | 3.1 | 4.4 | 6.7 | 10.3 | 14.4 | 17.8 | 20.9 |
(%) | ||||||||
女性 | 1980年 | 1985年 | 1990年 | 1995年 | 2000年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 |
20-24歳 | 77.8 | 81.6 | 86.0 | 86.8 | 88.0 | 88.7 | 89.6 | 91.4 |
25-29歳 | 24.0 | 30.6 | 40.4 | 48.2 | 54.0 | 59.1 | 60.3 | 61.3 |
30-34歳 | 9.1 | 10.4 | 13.9 | 19.7 | 26.6 | 32.0 | 34.5 | 34.6 |
35-39歳 | 5.5 | 6.6 | 7.5 | 10.1 | 13.9 | 18.7 | 23.1 | 23.9 |
40-44歳 | 4.4 | 4.9 | 5.8 | 6.8 | 8.6 | 12.2 | 17.4 | 19.3 |
45-49歳 | 4.5 | 4.3 | 4.6 | 5.6 | 6.3 | 8.3 | 12.6 | 16.1 |
50-54歳 | 4.4 | 4.4 | 4.1 | 4.6 | 5.3 | 6.2 | 8.7 | 12.0 |
(資料:総務省統計局「国勢調査」より抜粋 )
また、この「未婚率」には男女ともに「ターニングポイント」が見て取れます。
男女ともに「未婚率」がこれほど上昇している理由ですが、上記の表をから
男性では35歳~39歳の未婚率が 1980年8.5%⇒2015年35% 4.1倍
女性では30歳~34歳の未婚率が 1980年9.1%⇒2015年34.6% 3.8倍
それぞれ、「未婚率」が一気に跳ね上がっている年齢帯が見て取れます。
つまり、このそれぞれの年代での未婚率が跳ね上がることで最終的な未婚率が上昇した事がわかります。
女性はまだ、そこから、22.6%が結婚していますが、男性は14.1%しか結婚していません。これが「生涯未婚」の正体です!
この男女それぞれの年齢層に何があったのでしょうか?
またこの表から次のような事もわかります。
1.1980年には、男性は39歳までに、女性は34歳までに9割が結婚していた。
2.過去から、男性は39歳、女性は34歳を超えると、急激に結婚率が下がる。
このことから次の事が言えると思われます。
①33歳までは学生時代、社会人になってからの交際、交友関係などで結婚しやすい環境であり、その後も「上司、友人の紹介」等で結婚していた。
②その交際、交友関係が減少し「出会いが急激に減る」年齢がある。
ということです。
「結婚相談所」は時代にあった選択です!
如何でしょうか?このことから、解を導くと少なくとも見えてくるものがあります。
別の同資料では、令和3年の平均初婚年齢は、夫31.0歳、妻29.5歳となっていることから「恋愛結婚」では交際期間が1.5~4年程度が一般的だとして、
👉「男性は30歳、女性は28歳が一つのターニングポイント」と言えます。
つまり、「結婚したい」と考える場合、この年齢から「結婚を意識して婚活を始めることが望ましい」と言えます。
「結婚を急がなくてもよい」という事も確かですが、逆に言うと「結婚を意識するならばこの年代から婚活を始める事が合理的だ」ということも確かです。
1980年代は、私が最初に社会人になった年代ですが、まさに「結婚するのが当たり前」でした。
同世代の人口も多く、また、「お見合い婚」もまだ残っていて、何より「親や職場の上司のプレッシャー」等がありまさに「ザ・昭和」でした。
それがいいかは疑問ですが、こと「結婚する」にはよい環境だったと思われます。
そのせいか、現代では「結婚したいけどよい相手がいない」「出会いがない」という男女が増加しました。
第14回出生動向基本調査より抽出した2010年度での比較ですが、「一生結婚するつもりはない」とする未婚者は男性9.4%、女性6.8%ということです。
その数字は前述の2010年の「未婚率」が、2010年男性17.8%、女性8.7%であることを勘案すると、その時点では男性の8.4%女性の1.3%は「結婚したくてもできなかった」ということを表しています。
2010年でこれですので、現在ではもっと上昇していることが予想されます。
ですが「潜在的な結婚願望」を考慮すると、もっと「結婚したいが出来ない」方がいると推測されます。
少なくとも「結婚したいのにできない」方は男女合わせて1割程度はいる訳です。
この方々が結婚相談所で活動していればどうだったのでしょうか?
「結婚相談所で活動したが出来なかった」という方々をなくす事が私共の使命であるとともに、今後ますます結婚相談所の比重が高まることは明らかです。
最良のパートナーと「結婚したいを現実に!」
結婚相談所では、様々な年齢の「結婚したい男女」が集まっています。「結婚したいと思った時が適齢期」であることは間違いありません!
結婚相談所は「始めたい年齢から婚活を始める」ことが可能な優れたシステムであり、当相談所でも40代の方の成婚者が多いことからも明らかです。
ですが、「男性は30歳、女性はそれより前に婚活を始めた方がよい、何故ならばそこから出会いが極端に減る」ことは確かです。
「その時点で結婚を意識している」なら猶更です!
その年齢の方々の結婚相談所での成婚率は最も高いのです。まさに「先んずれば人を制す」なのです!
私は、IBJの婚活システムとその考え方はとても優れていると思っています。
何故ならば、自由恋愛が保障されているのに、強制ではなく、しかも「本当に相性のよいパートナーと無理なく出会う事が出来る」からです。
そのためには、出来る限り「正しい婚活」、この仕組みを理解頂くことが大切になってきます。
それにより「相性がよくてご縁のある中の最高の条件の人」と成婚するることができます。
皆様とお目にかかれる事を楽しみにしています。
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